|
加古川駅南まちづくりセンターを拠点に、各種市民団体の活動のバックアップと横の連携を目的とする加古川市民団体連絡協議会(仮称)が発足される。
|
ほっとかこがわ雑誌版のNO31号(2002年8月発行)で、「コミュニティサークルのつくりかた読本」という特集を組んだことがある。加古川近辺で活動している各種サークルやボランティア団体などに、その立ち上げに至る問題点とそのクリアの方法などを取材した内容だった。
その取材の中、浮き彫りにされたキーワードは「人」「金」「場所」。 たとえば、場所。簡単なフリーマーケットをするにしても公共に近い場所で開催するとなるとそれなりの信用や、場所を確保する交渉術などが必要になる。なかなか想いだけでは物事は前に進まないのは事実だ。 たとえば、金。何をするのに金はかかる。自分たちで持ち出しでやるにも限界はあるし、単発でならまだしも継続するのは困難だ。これをクリアするには、ビジネス感覚が必要だし、国や県、市や財団法人などの補助金に頼るにしても、そこには明確ビジョンや計画性が問われることになる。 たとえば、人。普段から仲のよい友達でやるにはまだしも、多くの人を巻き込んでやっていくには、なあなあでは済まされない部分がでてくる。仮に趣旨に賛同してくれて活動を無償で手伝ってくれる人が現れても、最低限の礼儀などがなければ人は離れていく。多くの業務を分業でやらなければ、団体はなりたたないし、そもそも団体をつくる意味がなくなる。 この3つのキーワードをクリアしていかないと、それこそもっとも大切なモチベーションすら失いかねない。実際、「しんどくなってやめました」という団体やサークルはたくさんある。 前置きが長くなったが、加古川駅南のまちづくりセンターを拠点に今回組織される「加古川市民団体連絡協議会(仮称)」は、そんな活動を具体的に支援していこうという組織。 この「加古川市民団体連絡協議会」に加盟すると、加古川駅南まちづくりセンターの会議室を半額、ギャラリーや、ふれあいすてーしょんのミーティングルームを無料で借りることができるほか、センターにある印刷機を実費で利用できる。 また、加古川駅南まちづくりセンターの住所や電話を、自分たちの団体の所在地として利用できるいわば貸しオフィスのような機能なども利用できる。いわゆる「場所」の提供だ。 さらに、この組織に加盟する各種団体間のネットワークは、可能性が未知数でもある。どのような団体が加盟してくるかはまだわからないが、様々な分野で活動する団体が参加すればするほど、お互いのノウハウや情報、人脈などを共有できることになるだろう。これはつまり「人」である。 基本的に、この「加古川市民団体連絡協議会」の運営は協議会自体が会議で決めていくことになるので積極的に関われば関わるほど、使い勝手のいいものになっていくことと思われる。 「加古川市民団体連絡協議会」の設立説明会と設立総会は8月20日(金)の午後7時から、加古川駅南まちづくりセンターで開催される。参加資格は、公益活動を行っている団体であること、宗教的、営利的、政治的活動でない団体であること、市民の誰もが自由に参加できる団体であること、などの他は特にないので、まずは説明会に参加してみるのがいいかも。
|