姫路の御幸通り商店街に面した姫路ひろめ市場その一角にベンガラ格子に紫ののれんの香ばしい建物発見!
入り口には姫路城をあしらったアート系ポストカードが並べてあり、各種企業や団体、イベントなどのチラシがひしめく。
建物の屋根部分にはスポンサー一覧、電博堂の説明、会員募集してる団体のポスター。
建物の隣には「HIMEJI STUDIO」なるスタジオがあり、見るだけでワクワクする作り。
ほっと編集部のおもろいもん好き、らりほうが前を通ったとき、子連れの母親が子供と一緒にポストカードを色々見比べて
ほのぼのとした空気が漂っていた。そしておもろいもん好きアンテナが反応したので取材に行ってみることに。
この建物、名を「電博堂(でんぱくどう)」と言う。NPO法人(特定非営利活動法人)姫路コンベンションサポートが運営している。
中に入ると2畳くらいの掘りごたつ風座敷とひめじ良さ恋まつりのオリジナルクッションが置かれたベンチがあり、なんだかホッとする落ち着ける感じの事務所だ。
事務局の玉田恵美さんに色々なお話を伺った。
電博堂とは
電:『電波・放送・メディア・プレス・広報・機関紙・情報誌・印刷物制作掲示他』、
博:『博覧会・イベント・学会・行事・発表会・まつり・よさこいなどの企画および実施』
堂:『多くの人の集まる所・打合せ・コミュニケーション・相談・情報交換の場』
の略で、「電波と博覧会を扱えるNPOになろう」そんな壮大な夢が由来の名前。
「電」については、現在隣のスタジオ(通称「ひめすた」)を使い、姫路のFM局「FM-Genki」で
電博堂プレゼンツ「ぱくっっ!デンパくんのええとこどりラジオ」という番組を週1回オンエアしている。
他にも、御幸通り、御溝筋商店街、二階町商店街の既設スピーカーにライン接続し、放送する他、電博堂周辺、半径20mの範囲にゲリラ的に情報を放送している。
ちなみにパーソナリティは興味のある市民や学生、番組制作や放送機材に興味がある人材を育成しつつ番組を手作り制作している。
「博」については「おもてなしの街づくり」をめざし、元気の街姫路を発信する活動を展開している。
まちかどパフォーマンスと称し、月二回様々なところにパフォーマーを派遣したり、ひめじ良さ恋まつりの事務局として企画実行と年間を通じてのチーム活動の手助けもしている。
そして、一番気になっていた「堂」の部分では、なかなか興味深い話が。
電博堂には情報を広めてくれという人だけではなく、雑談しに来た人との雑談の中で発生した情報を、他の人との雑談の中で広めていく、そうすることで情報伝達だけではなく様々な人の輪が発生していく。
ほっと編集長がよく言う「人が居るから情報がある」というそのものの状態なのである。
また、他地域のまちづくり団体の人がNPOの文字に惹かれてふらっと寄ってきて、同じような問題を抱えていると雑談してみたり、観光客が宿泊施設を訪ねに来たり、子連れの親が「子どもと気軽に入れるお店はないか」と相談しに来たりとかなり様々な人が訪れる。
そして観光客向けに年4回「At Himeji」という超実用的な情報フリーペーパーも発行している。
母体である姫路コンベンションサポートは今年で3年目に突入。
玉田さん曰く、事務所がなくても出来る仕事だが、電博堂があることで活動が非常に幅広くなったらしい。
電博堂が出来るまでの1年間は認知度としては非常に低かった。
自分から足を運んで情報を集める必要があった。
しかし、電博堂が出来たことで情報が向こうからやってくる様になり、コンベンションサポート自体の認知度も劇的に上がったそう。
今年1月には電博堂だけでは手狭になった為、「電U」(電博堂Uの略)という事務用の事務所を開設された。
現在姫路コンベンションサポートの会員は35名、姫路が中心で中には大阪や神戸などの会員も。
会員も募集されてるそうで、会員になると会報の「電博通心」が送られてくる。
玉田さんが言っていた「何をしているところかと言う説明よりも、街を元気にしている人が居るところ、それが
姫路コンベンションサポートだと分かってもらえれば、これ以上の宣伝ツールはない」という言葉がとても印象に残った。
玉田さんは姫路になくてはならない女神なのではないかと感じた一日でした。
特定非営利活動法人 姫路コンベンションサポート
〒670−0921 兵庫県姫路市綿町110 姫路ひろめ市場内 電博堂
TEL:0792-86-8988 FAX:0792-86-9009
http://www008.upp.so-net.ne.jp/hc-service/
2004/6/20
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