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犬がブームだ。 景気が悪くなると、女性のスカートが短くなり、犬や猫がブームになる…とある識者が言っていた。 それが何故なのかは、様々な議論のネタである。ある者は、少しでも明るく生きていこうという潜在的な意識がスカートを短く活発な感じにし、犬や猫などに癒されたいと思うからだ…と言うが、あまり説得力があるようには思えない。 景気が悪くなると、スカートが短くなるのは生地を抑えてデザインされる商品が増えるからだ…というのが僕の意見であるが、その構図は犬ブームにもいえることだと思う。 商品の広告のアイデアにつまれば、「犬か赤ん坊を出せばいい」というのは広告業界のほぼ常識である。確実に目を惹きつけられるからだ。 そんな中、雑誌やテレビの番組はこぞって犬特集を組み、コマーシャルでは様々な犬が登場し、あげくは犬のいるテーマパークなるものが雨後のタケノコのように各地にできる。これだけ共同戦線を張られて犬がブームにならないわけがない。 しかし、ブームには思想がない。ただなんとなく…ブームが去った後は、多くの社会的な問題が残される。それはお花見が終わったあとのごみの山ににている。 犬ブームの影で、今年間50万頭もの犬が処分されている。その数を見ると、まるで人と犬が戦争をしているようだ。
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