東播磨の情報を発信するミニコミ「東播チャチャ」。最近おもしろくなってきて見逃せないぞ。

県立東播磨生活科学センターは、もともと消費生活(つまりモノや食品をお金えを出して買うという生活のことね)を健全化するための機能を収めた施設。

たとえば食品なんかだと科学的な考察が必要不可欠ということで生活科学センターというなにやら研究所みたいな名前になってる。このあたりのネーミングのわかりにくさかつ、お固い感じは行政なんだけど、やってる内容は意外と柔らかいのだ。

市民活動にも積極的に関わっていて、施設には多くの市民団体が出入りする。備え付けのパソコンやレーザープリンタなども登録することで自由に使用できるなどの市民団体のサポート事業なども手がけている。

その東播磨生活科学センターに、市民有志による「生活創造応援隊」なる、これまたお固いネーミングのサークルがある。このサークルは生活科学センターのいわば民間広報部。センターが発信する情報…たとえば振り込み詐欺が増えてますから注意しましょーとかの情報や、またこのセンターを拠点に活動している市民団体の情報を発信するのがその主な目的。

兵庫県内の生活科学センターに、おなじようなサークルが存在し、それぞれに情報誌を発行しているが、行政が主導ではなく市民が取材からレイアウトまでしているので、お固いどころか、かなり柔らかい。かつてのミニコミ全盛期のフリーペーパーを連想させるのだ。

各センターの広報誌はそれぞれに名前がつけられているが東播磨地区は「東播ちゃちゃ」という名前で年に6回発行。現在第16号まで発行されていてA4版の8頁とそこそこのボリューム感もある。8頁ながらちゃんと「特集」もある。第16号の特集は「東播磨水道水の旅」。なかなか特集のネーミングもツボを押さえてるじゃなーい。たしか去年の夏は蛍の特集をしてたなー。市民団体の活動を紹介するコーナーなんかはデータベースとしても貴重なもの。もちろん生活科学センター的な記事もあるが「トレーサービリティ…(食品のたどってきたルートを明確に追跡できる方法)」を紹介するなど賢い消費者になるための豆知識も押さえてある。

わずか8頁に、濃縮され詰め込まれたこの情報が、やたらに新鮮なのは、編集スタッフが皆、脚をつかっていること。行政の資料をそのままデザイン屋さんに持ち込んで制作しているのとは根本的に違うからだ。フィールドワークこそ情報発信の命であることを、実感できる内容である。

で、この東播磨ちゃちゃが、2005年度のメンバーを募集中。募集人員は20名。定員になりしだい締め切り。申し込み・お問い合わせは県立東播磨生活科学センター内東はりま生活創造プラザの中川さんまで。tel0794-21-1014

(2005/4/28)